SUPをバッグに入れた状態で長期間保管していたり、収納時の固定バンドがきつい状態で保管していた場合にフィンボッスにフィンが入らなくなってしまう場合があります。
そんな時には諦めず、簡単に修正する方法がありますので、まずは試してみてはいかがでしょうか?
フィンボックスの修正手順
ステップ1
フィンボックスをドライヤーなどで温める
SUPを膨らませた状態でドライヤーやヒーターを使用して、フィンボックスを60~80℃程度まで温めます。
指でおして柔らかくなったと感じる程度まで温めます。
※火傷に注意
ヒーターガンやバーナーなどで急激に温めるとフィンボックスが溶けてしまうことも考えられるので、ゆっくり温めましょう。
ステップ2
フィンを矯正しながら差し込む
フィンの差し込み側から軽く上に持ち上げるようにフィンを差し込みます。
強く力を入れすぎるとフィンボックスまたはフィンが破損してしますので、スライドが少し緩くなる程度に持ち上げるようにしましょう。
不安な場合はそのまま差し込みます。
ステップ3
最後まで差し込み、冷えるまで待つ
フィンを最後まで差し込み、ピンが入る位置になっているか確認します。
このまま、フィンボックスが常温になるまで待ちます。
フィンボックスが常温になったら、フィンをスライドさせてスムーズに取付できるかを確認します。 硬い場合はステップ1からの手順を再度行います。
とくに冬場はフィンボックスが固くななるので注意が必要です。
特に長期間使用していなかったシーズンの初めは、出発前にフィンがボックスに取付られるかを確認しておきましょう。
フィンがない状態でのSUPは真っすぐ進みにくくなります。安全にもかかわりますので特殊な使用を除き、フィンは必ず取り付けて使用しましょう。