インフレータブルサップを膨らませている際に「こんなもんかな?」で空気圧を設定していると思います。
推奨の圧力とは
ランドマンではMAX 15PSIのインフレータブルボードに対して推奨している圧力は10~13PSIです。
10~13PSIで設定されているのかですが、「気温の変化で上限を超えてしまわないように」として推奨圧力の上限を13PSIとして設定しています。
真夏の炎天下のなか、クルージングでの目的地での休憩中にパンクしてしまったらどうにも困ってしまいますよね。
ちなみに、炎天下の中でボードを放置しないように注意してください。温度が上がりパンクの可能性が出てきてしまいます。
ランドマンでの推奨圧力下限が10PSIに設定されていますが、10PSI未満で使用した場合に、ボードがたわみ推進力が低下してしまったり、ボードの折れ曲がりなどでボードにダメージが入ってしまうことを想定しています。
特に波に乗ってみたいという場合はたわみが大きくなってしまうので、とても乗りにくい状態になります。
ボードの構造
ランドマンで推奨している圧力は10~13PSIですが、ボードメーカーによっても推奨圧力の設定は様々です。
インフレータブルボードの構造にもさまざまあり、まずは最大圧力が設定上限の基準になってきます。
シングルレイヤーでは12~13PSI程度が上限になっていることが多く、ダブルレイヤーのもので13~15PSI程度が上限になっていることが多く見られます。中には20PSI~25PSI程度の高圧のボードもありますので、各ボードの最大圧力表記を必ず確認するようにしてください。
インフレータブルボードでは、MAXプレッシャー以上で使用するとパンクの可能性があるということになります。
ランドマンのURBAN STYLEの場合はダブルレイヤー構造でMAX15PSIとなっています。
圧力違いでの風の影響
ボードの圧力が高い状態の場合、浮力と剛性が向上します。
風が強い場合は風や波の影響を受けやすいため、流されやすいので、風が強い場合は圧力を10PSI程度に抑え、操作性重視で使用すると良いでしょう。
比較的風が少ない日は、圧力を高めで設定し、目的地までの移動をラクにすることもよいと思います。
釣りでSUPを楽しみたい方は、流される影響を受けないように圧力を低めに設定すると釣りを楽しみやすいのではないかと思います。また、ヨガで使用する際も少し低めに設定するとボードの安定感が増しますので、楽しみやすくなります。体幹を鍛えるために高めに設定も面白いかもしれません。
圧力は時々チェック
夏に朝から1日使用することがあれば、お昼前、午後とSUPの圧力を確認をすると良いと思います。
特に朝の気温が低い状態で膨らませた場合、気温の上昇する昼頃になると空気が膨張し、圧力が高い状態になっている可能性があります。圧力が高くなってしまった場合は少し抜き、推奨圧力になるように調整してください。
岸に上がったら圧力をダウン
岸に上がると水上とは違い、急激にボードが熱せられます。
その為、空気の膨張と表面温度の上昇が合いまって、パンクのリスクが一気に上がります。
ここ最近の夏はとても暑いので、岸にあがったら安全の為に空気を少し抜いておきましょう。
色々考えて手に入れた大事なボードですよね?是非長くボードを使っていただきたいと思います。
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